GAPが農家さんをコーディネート!異色のコラボレーション

GAPが農家さんをコーディネート!異色のコラボレーション

FARM CIRCUSで初となるフリーの冊子『神戸市北区のお米の本』の表紙を飾っている、笑顔が素敵なみなさんのお話。
 
 
お米の本のテーマのひとつ『農業を身近に感じていただく』こと。
私たちの食卓を守ってくださる農家さんのお仕事”農業”は、生きていく為になくてはならないお仕事。そんな農業の継続には、新規就農者を増やすことが必要不可です。
神戸市北区も、新規就農者を増やす取り組みに力を入れていて、実際北区にはたくさんの新規就農の農家さんがいらっしゃいます。けれど、まだまだ一般的にはハードルを高く感じられるのもまた事実。そこでみなさんにとって身近なコンテンツ”ファッション”と掛け合わせることで、少しでも農業を身近に感じていただけたらと、この企画が実現しました。

『GAP×農家×FARM CIRCUS』異色のコラボレーションに至った理由とは。

この企画を応援してくれたのは、みなさんご存知の”Gap Japan”。
Gap Japanは、地域の活性化を支援する“Local Hero and Gap”というプロジェクトを実施しています。地元企業とのコラボレーションなどを通じて地域の”Hero”を支援してこられました。2020年6月には、この取り組みを通じて“おうちでトマトサーカス2020” というイベントで、FARM CIRCUSと初めてのコラボレーションも実現。地元のトマト農家さんとコラボレーションしたFARM CIRCUSのイベントの中で、オリジナルのTシャツを作ってくださいました。

そしてFARM CIRCUSは、FARM CIRCUSが2017年のオープン当初から“農家さん支援”というテーマを掲げています。私たちが日々おいしい食事を食べる事ができているのは、農家さんがお野菜やお米を育ててくださっているから。そんな農家さんをサポートする事が、FARM CIRCUSの使命で、活動の指針です。
 
そんな我々が、今回のコラボレーションで”農家”というヒーローをフィーチャーして、今回のコラボレーションが実現しました。

この撮影にご協力くださったのは、大沢町の稲生雅巳さん。企業に勤め傍ら、農業も営んでおられる若手の農家さんです。
そしてコーディネートにご協力くださったのは、GAP三宮店のストアマネージャー・濵さんと、GAP三田アウトレット店のストアマネージャー・高尾さん。
稲生さんと共に映ってくださっている素敵な笑顔のお二人は、三宮店の吉村さんと、三田アウトレット店の達さんです。
後ほど、冊子では掲載しきれなかったオフショットをご紹介します。

 
 

オシャレなかかし!?サスティナブルな社会の実現に向けて

実は、今回もう一つ、面白いコラボレーションを実施しています。
それは。

カカシ!

GAPの古着をご提供いただき、田んぼの番人”カカシ”が着用。
大沢町の田んぼでひと際異彩を放っていました。(※現在は展示が終了しております。)

捨ててしまうのではなく、田んぼを守ってくれているカカシに着せる事で、見る人を楽しませてくれるコンテンツとして生まれ変わります。
サスティナブルな社会の実現を目指すSDGsの取組にも繋がる、新たなコラボレーションです。

そんなおしゃれなカカシがこちら!
 
 

 
 
おしゃれなお洋服を着たファミリーのカカシが、田んぼを守ってくれています。

大沢町では、秋にはカカシ作りワークショップも開催するなど、カカシも大切にされています。しかし衣服の問題や作り手の少なさの問題から、なかなかたくさんのカカシを作る事はできません。文化とファッションが融合した今回のプロジェクトは、今後の可能性に大きな一歩となりました。

ここからは、撮影のオフショットをご紹介!


撮影場所の稲生さんの田んぼに到着して、早速試着。
早速飛び出したオシャレなアイテムに、稲生さんも思わず笑顔。
『サイズぴったり。いい感じ!』


上下を着用すると、GAP三宮店のストアマネージャー・濵さんが、仕上げにバンダナを。
表情は真剣そのもの。プロだ、、、!
同行していたFARM CIRCUSスタッフ・吉田と私は、その様子に感動していました。


そしてついに、コーディネートが完成!
『おー!!おしゃれ!』一同から思わず感嘆の声が上がります。
靴は自前で、普段作業しているもので大丈夫、との事だったので、長靴を履いてきてくれた稲生さんでしたが、これがまたいい感じ!
稲生さんも、とっても嬉しそうでした。


『柔らかいので、動きやすいと思います』という濵さんの言葉通り、とっても動きやすかったようで、早速作業しながら大満足の稲生さんでした。


いざ撮影をはじめると、きれいな女性スタッフの2名に挟まれて、稲生さんタジタジ。
最初に撮った写真からも、照れくさそう。


そこで、ちょっぴりお米の講習会。
『これはなんていう品種ですか?』『これは、、、』


そうするうちにだんだんリラックスしてきて、ちょっと遊んだポーズもとってくれました。

そして無事に、撮影が終了!
できた表紙がこちらです!

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大沢町の魅力のひとつ田園風景を背景に、オシャレなGAPファッションに身を包んだ農家さんがまさにギャップを生み出しています。
これまでは、ファッションを楽しむことができる職業というイメージがあまり持たれなかった”農業”という職業に、新しい楽しさが見つかった今回のコラボレーション。
異色だからこそ発見できた、新しい”楽しさ”をこれからもたくさん見つけて、農家さんが笑顔になれる瞬間を増やしていきたいです。

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