『いちご農家を助けたい!』神戸のいちご1トン買取Project始動!

『いちご農家を助けたい!』神戸のいちご1トン買取Project始動!

3月から5月は、大沢町や淡河町など、神戸市北区のいちご狩りは一年で一番のピークを迎えるシーズン。期間を通して、多くのお客様で賑わいます。楽しみにしてくれているお客様の為に、ピークに照準を合わせてたくさんのいちごが栽培されています。

ところが今、新型コロナウイルスによる影響で、いちご狩りの利用者は激減。
一方でいちごは待ったなしに成長し、食べごろを迎えていきます。なのに、利用者がいない為に食べられる事もなく、腐っていってしまうのです。


(収穫時を迎えた、大沢町の池本農園)

観光客向けに大量に育てられている為に、収穫するには農家さんの手が追い付きません。
例え追い付いたところで、外出が難しい現状では、販売数は見込めません。
そうして成す術もなく、日々廃棄になっていく事に、農家さんは胸を痛めています。

『今日の食べごろは、今日出さないと。その後は掃除するしかなくなる。腐ったいちごをたくさん廃棄処分するのに仕事の大半を費やしている。むなしいけど。』と言うのは、大沢町のいちご狩り農園、ココカファームの小西さん。
 

この状況を何とかしたい。たとえ少しでも、力になりたい。
そこで立ち上ったのは神戸のいちご1トン買取Projectです。

発起人は神戸版地域おこし協力隊隊員・吉田彰。
東京でIT系のエンジニアとして活躍していた彼は、田舎のポテンシャルやのどかな生活に魅力を感じ、力になれることがあればと神戸版地域おこし協力隊に応募し、2020年2月から神戸市北区に移住。”農家支援”を掲げるFARM CIRCUSと思いが合致し、3月から勤務しています。

勤務を始めてから毎日、お客様や農家さんの声を聞き続けてきました。その矢先に起こった緊急事態。手をこまねいているのではなく、何かできる事はないか。そう考えた時思い至ったのは、得意のIT分野の知識を活かした”クラウドファンディング”でした。
 
 
 
FARM CIRCUSではこれまでもいちごの買い取りを積極的に行ってきましたが、FARM CIRCUSの利用者が激減している為買取そのものが難しくなっています。
そこで、クラウドファンディングを活用して神戸の農家さんのいちごを大量に買い取るProjectを立ち上げました。
買い取ったいちごは、FARM CIRCUSオリジナルの『いちごの神戸チーズケーキ』に変えて支援者にお届けします。

いちごの価格を下げるだけでは、支援には繋がりません。手間と品質に見合わないからです。
『おいしいと言ってくれることを糧にして頑張って作っている』という農家さんの言葉からは、いちごを育てる事への情熱とプライドが伺えます。
さらに今回集まった資金で買い取ったいちごは、今後の商品開発にも使わせていただきます。そうする事で、継続的に支援する事が可能になります。
募集期間は1か月。初めての取組で不安もありますが、何とか結果に繋がる事を願って取り組んでいきます。

もしもこの取り組みにご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ、クラウドファンディングのページをご覧いただければ幸いです。
プロジェクトの発起人、吉田からの挨拶も掲載しています。
”加工するにはもったいないくらいきれいないちごで、デザートにするのは忍びない気もするけど、なんとかしてこの状況を打破したい。”

◆◇クラウドファンディング ”神戸いちご1トン買取Project” HP
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/257046
募集期間:2020年4月14日(火)~4月30日(木)
お問い合わせ:078-954-1940(10:00~17:00)

 
移動式のいちごの直売所”あおぞらFARM CIRCUS”計画中 

FARM CIRCUSではその他にも”あおぞらFARM CIRCUS”を計画しています。
新鮮ないちごをお客様のお近くまでお届けする、移動式のいちご直売所です。
マンションに拠点を置き、事前にご予約いただいたお客様にはご自宅までお届けするサービスをはじめ、交通量の多い道路の道沿いのスペースでドライブスルーで購入する事のできる販売を予定しています。
極力対面や人が集まる機会をなくして安全を確保しつつ、お客様の基へお届けする。それが”あおぞらFARM CIRCUS”です。
すでに地元の企業や店舗には協力を得ており、販売場所も決まりつつあります。

農家さんに少しでも希望を持ってほしい。そしてお客さまに、おいしいいちごで幸せなひと時を過ごしてほしい。
”地産地消を遊ぼう!”を胸に、できる事をひとつずつ取り組んでいきます!

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