愛情と水分がたっぷり詰まったレアなタケノコ、好評販売中です。

愛情と水分がたっぷり詰まったレアなタケノコ、好評販売中です。

春の訪れを告げる野菜の代表「タケノコ」。ファームサーカスマーケットでも、旬の味としてタケノコを販売しています。

ファームサーカスマーケットのタケノコは、とっても新鮮。
朝獲ったばかりのとれたてホヤホヤのタケノコを、農家さんが運んできてくれるんです。

今回、タケノコの魅力をお客様に知っていただきたくて、タケノコ農家さんを訪ねました。
ファームサーカスマーケットのタケノコのヒミツを知ったら、きっと今すぐ食べたくなっちゃうこと間違いなしです!

ファームサーカスマーケットでは、レアなたけのこが手に入る?

さっそくタケノコ農家さんの所に……といきたいところですが、タケノコの種類について少しご説明します。

わたしたちが「タケノコ」として思い浮かべるのは「孟宗竹(もうそうちく)」という品種のもの。
孟宗竹は市場に出回る量が多く、もっとも馴染みのあるタケノコ。
太く、食感はやわらかくて風味がよいため、さまざまな料理に使われます。3月から5月頃が収穫時期です。

もうひとつ、あまり知られていないタケノコがあります。それは「淡竹(はちく)」です。
収穫時期は4月中旬から5月。孟宗竹の後に収穫されます。
甘みや苦味やアクが少ないので、新鮮なものなら生でも食べられるほど。しかし、あまり市場に出回りません。

なかなか口にすることのできないレアなタケノコ、淡竹ですが、なんとファームサーカスマーケットで販売しているんです!!

みずみずしくて白いタケノコに思わず発した言葉は……

そんな珍しい淡竹をマーケットに届けてくれるのは、神戸市北区の農家さん「中川さん」です。
淡竹の魅力を探りに、中川さんの竹林におじゃましました。

広い竹林の、急な傾斜をズンズン登って行くと……

たどり着いた先には、たくさんのタケノコが。少し細めのタケノコたち。これが淡竹です。孟宗竹は地面の下のものを掘り起こしますが、淡竹は地面の上に生えているものを収穫します。

収穫の仕方を丁寧に説明してくださる中川さん。どのタケノコが収穫時か、詳しく教えていただきました。

少し土をかきわけて、根元に刃を入れ、ザクッ。あっという間の作業です。

この色と断面、白くてとってもきれいですよね。思わずみんなで「きれい……」と声をもらすと、中川さんは「そうやろ、美しいやろ」と笑顔で答えてくださいました。

さっそくわたしも挑戦です。よいしょ……。

(ちょっと断面がいびつですが)とれた!!!

写真では少しわかりづらいのですが、断面はとてもみずみずしく、しっとりしています。「淡竹は水分を多く含んでるから、置いとくと断面から水があふれてくるよ」と中川さん。そういわれてみれば、マーケットで販売中のタケノコの袋には、水滴がびっしりついています。とってもみずみずしいことがわかりますね。

中川さんのタケノコには愛情がたっぷりつまっています

話をうかがって感じたことことがあります。それは、中川さんがタケノコにとっても愛情を注いでいるということ。そんなタケノコがおいしくないわけがありません。

少し小さめのタケノコを見つけては「明日また来るからなぁ」と声をかけたり、「タケノコ、かわいいやろ」と目を細くして微笑んだり。タケノコのことを聞くと、優しく、色んな話をしてくださった中川さんの姿から、タケノコの愛情があふれて伝わってきました。

今回収穫したタケノコはこちら。晩御飯においしくいただきました。

米ぬかなしで下ゆでしましたが、本当にアクやえぐみがありませんでした。苦味もなく淡白なので、たけのこが苦手な方にもおすすめできます。たけのこご飯や煮物、バターしょうゆ炒め、天ぷら。どんな料理にも合う味です。大げさではなく、今まで食べたタケノコの中で一番おいしいと感じました(個人的な感想ですが)

農家さんの愛情がこもった、今しか手に入らないレアな朝獲りタケノコは、ファームサーカスマーケットで絶賛発売中。春の食卓に、加えていただけると嬉しいです。

(記・さかた えみ)

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